今日から均整体操指導者養成講座が始まりました。今回は生徒2名であります。
今回の生徒は二人とも自分の病気を良くするためにこの講座に申し込まれました。
いつもですとヨガやエキソサイズの教室をお持ちの方、プロの治療師の方が多く参加いたしますが今回は自分の体調回復を目指しての講座参加であります。
一人はへバーデン結節、膝痛などの改善を目的に、もう一人はヘバーデン結節、乳がんの改善を目的に参加されました。
ということで病気の原因を最初に詳しく話す事から始めました。
あらゆる病気の原因は栄養、ストレス、体の歪みにあります。
栄養は多く取ると体に悪いものを避け(アルコール、タバコ、コーヒー、緑茶、紅茶、甘いもの、)いいものを取り入れるの(水、ビタミンC)が基本であります。そして必要な栄養を取り入れ(90種類の栄養素が必要と言われています。byNDジョエル、ワレット)、不必要な代謝産物を外に出すシステムがうまく働いているかがポイントになります(肝臓、腎臓が現代医学的かつ東洋医学的に正常か)。そして、腸が正常に働いているか(異常がある場合はプロバイオテイクス、プレバイオテイクスを摂取)リーキーガット(循環を良くするためにKMTをおこなう)になっていないかを調べていきます。そしてホルモン異常はないか等を診ていきます。
上記システムがうまく働くように導けば栄養はOKとなります。
次にストレスでありますが、ストレス状態の脳は脳を左右に分けた場合、片方の脳だけが働いている状態であります。左脳が優位に働いている場合は一つのことが気になって仕方だなくなる人で右脳が優位に働いている人は理由がわからないのに電車に飛び込みたくなる人であります。これらを解決するには左右の脳の活動を同じにすればいいのであります。普通時間がたつと自然にそういった状況になります。がそれを早く行う事が出来る方法があります。禅カウンセリング、オンサセラピー等でもできますがキネシオロジーのESR(エモーショナル、ストレス、リリース)を今日は教えました。簡単にでき効果てきめんな方法です。
最後に体の歪みであります。歪みとは見た目の歪みのありますが、体を動かして前後、左右、回旋動作をして一つでもやりにくい動作があればその人の体は歪んでいるのであります。この講座ではその歪みを短時間で正す方法を学びます。
均整法を元とした均整マニュアルセラピー(KMT)それを自分でできるエキソサイズを学びます。
均整マニュアルセラピー(KMT)は米国ではND(Naturopathic Doctor 自然療法医)とハリ師のCEU(免許更新科目)となっております。また医学雑誌NDNRでも紹介されており北米では認知されている手技療法です。詳しくはこちらを
最初にやりにくい動作を調べます。その後に均整体操を行います。その後にやりにくい動作がやりやすくなれば体の歪みは正され血液、リンパの流れが正常となります。その状態になったときに上記の栄養、ストレスの問題が解決したときに、その人本来の自然治癒力が働き始め今の辛い症状が改善し始めるのです。そうなったときには、もうデトックス、アンチエイジングが始まっているのです。
デトックス、アンチエイジングは単にサプリメントをとるだけでできるものではなく上記3つの原因を取り除くことではじめて効力が出てくるのであります。
さて基本の考えをレクチャーしたうえで体の歪みを自分で正すエキソサイズの始まりです。
今日は理論編ではなくとりあえず本当に体の歪みが整うのか、やりにくい動作がやりやすくなるのかを体験してもtらうために一通りのメソッドを一つ一つ確認してもらいながら行いました。均整関節体操、均整筋肉体操、均整筋膜体操(旧均整筋肉体操基礎編)アニマルウォーキング、アヒル歩き、にわとり歩き、手首回し、胸郭を開く体操、骨盤引き締め、ストレスを解放する技法など
かなり体が緩みました。
アヒル歩き
最後に均整マニュアルセラピーを受けてもらい本日の講座は終了となりました。朝の10痔から夕方5時まで途中1時間の休憩があり一日6時間、4日間の合計24時間の講座の第一日目でした。