錦織選手のふくらはぎ(腓腹筋)痛

ウインブルドン2回戦の試合を楽しみにしておりましたが、痛めていたふくらはぎ痛のため棄権となってしまいました。テニススクールに通っている私としても観戦できなく残念でありました。

 
という事でふくらはぎ痛について解説したいと思います。どうしたら早く回復するかという事をまず考えると思いますが、その前になぜ痛めてしまったのかを検証しなければなりません。ただ動きすぎでまたはサーブの時に足をひねって痛めたと考えるのが普通と考えますが、実はそうではありません。
 
同じことをしても傷めない人は傷めないのです。この違いが判らなければ繰り返し起こすことになります。
ではなぜ痛めてしまったのか?
ふくらはぎ痛に限らず五万とある病気の根本原因は私がいつも言っていますように栄養、ストレス、体のゆがみであります。この3つが整っていますとあらゆる病気にはなりにくくなります。
 
ふくらはぎ痛も上記3つが整っていますと起こりにくいのであります。と同時に上記3つを整えますと杯回復が期待できるのであります。
 
栄養一般の人にはあまり知られていませんが90種類の栄養素がなければ正常な健康体を保持することができません。内訳は60種類のミネラル、16種類のビタミン、12種類のアミノ酸、2種類の脂肪酸これらが体に入っていなければいけません。アルコール、たばこ、コーヒー、紅茶、緑茶、甘いもの(果物含む)の取りすぎは栄養バランスを崩しますので摂取には注意が必要です。体に異常がある人は摂取をやめることが症状回復の近道です。
また、足りない人はマルチビタミン、オメガ3などのサプリメントで補給しなければいけません。ただし高品質のものに限ります。
錦織選手あたりのプロの選手はこういったことはおそらく行っていると思いますが。
 
ストレスこれはみなさんお持ちだと思いますが重篤なものでなけれが大丈夫です。
ストレスとは何かといいますと大脳生理学的に説明しますと、左右の片側だけの脳が優位に働いている状態のことであります。左の脳だけ優位に働いている人は一つのことが頭から離れない状態になっています、右脳が優位に人は意味もなくいろいろなことはしてしまう人であります。これらを解決するには左右の脳が同じように働いている状態を作ってあげればいいのであります。これはカウンセリングでもできますし音(オンサ)、手技、キネシオロジーでもできます。私の所ではその人に合ったやり方で行います。
 
体のゆがみ
これは一般の人、医療関係者の人もあまり知りません。正したことがない、知りませんがゆえに体のゆがみを整えますと驚くべき結果が時として起こります。
体のゆがみとは体が下がっているなどの見た目のゆがみだけではなく、前後、左右、回旋動作がすげてスムーズにできていなければいけませんが一つでもやりにくい動作がある人も体がゆがんでいるのです。
 
どうして歪むのか?
人は人によって違いますが立っている姿勢でどこに重心が来ているかが決まっています。錦織選手のようにテニスを行っている人は前傾姿勢で構えますので、つま先、膝、股関節、みぞおち、大胸筋、前頭部、背中の骨ですがC4 T5、L1、S4に重心が来ています。言葉を変えて言いますとその部分が張っています。緊張しているのです。上記部分が緊張しますと筋膜が引っ張られて前後、左右、回旋動作にやりにくい動作が出てきます。これが体のゆがみであります。そのままの状態にしておきますと血液、リンパの流れが悪くなりさまざまな症状の原因となります。それが今回ふくらはぎ痛という症状に出たのであります。
 
如何すれば早く回復が期待できるか。
 
栄養で言いますと結合組織の修復に必要なのはビタミンCが必須でありますのでこまめにこれを摂取すること、水をよく飲むこと、必要な栄養素を摂取すること。
 
ストレスは脳のエネルギーバランスをとるようなことを行う事
 
体の歪み、テニス選手の場合は立った姿勢で足の指を横からつまんでよくもみほぐすこと。足の甲の筋膜を立った姿勢ではがします。この二つを先に行います。これを行うだけで劇的によくなる場合が多数あります。マラソンの選手などもこれを行いますと足全体の痛みが早くとれます。
その後施術するなら膝、股関節、みぞおち、大胸筋、前頭部、背中の椎骨を施術します。
自分で行うなら均整体操を行うと体全体のゆがみが取れますのでより早く回復痛いします。とくに足を痛めている場合は椅子バージョンがお勧めです。お試しください。