顔のたるみリフトアップする方法

顔のたるみはなぜ起こるのでしょうか?

加齢老化などどいわれておりますが、年齢より若く見られる人もいればそうでない人もいます。その違いは何なのか。

筋膜の異常緊張により実はそれが起こるのであります。深層部の筋膜が緊張を起こしますと表層部の筋肉が弛緩してしまうのです。若いときはそうでもありませんが年齢を重ねていきますとこれが顕著になっていきます。

 

エステティックサロンなどでは超音波などの振動により深層部の緊張を取り除き顔のたるみのリフトアップを行っているのであります。ところがこの方法だけですと局部だけの筋膜の緊張をとってますので持ちが悪くなってしまいます。

どうすればいいのかといいますと体全体の歪みをまずとることが必要になります。体の歪みとは見た目の歪みだけではなく、前後動作、左右動作、回旋動作を行い一つでもやりにくい動作があれば体は歪んでいるのです。

それを正すには、人は立っているだけで何か所か緊張している場所があります。前傾姿勢の人はつま先、膝、股関節、みぞおち、大胸筋、前頭部といった具合です。背中も頸椎4番、胸椎5番、腰椎1番、仙椎4番といった具合です。この体型の人は前屈がやりにくい人であります。ところがこれらの場所の筋膜の緊張を開放しますと前屈が楽になってしまうのです。この理論は均整法の理論であり、米国でもND(ナチュロパシックドクター)と針灸師のCEU免許更新科目になっております。2011年から2016までこの理論を私と先輩で米国に教えに行きCEUに認められました。このことはNDNRに出ています。

顔の筋膜の緊張をとりますと顔のたるみはリフトアップができるのです。

私のところでは足を使って顔の筋膜をリリースしていますそのほうが断然持ちがいいのであります。

筋膜は体中に縦横無尽に張り巡らされています。一か所引っ張れば他の場所も引っ張られます。角度、張力を付け牽引しますと狙った場所に張力を付けることができます。そのまま振動を加えますと骨にへばりついた筋膜を剥がすことができます。

筋膜がはがれますと一気に血液の流れ、リンパの流れがよくなります。そうなりますと皮膚に十分な栄養が巡りはじめ肌のつやがよくなり、皮膚の表面は締まってきます。

狙う場所によりあらゆるところを引き締めることができます。この方法ですと狙った部分以外の筋膜の緊張も取れますので持ちが非常にいいです。週に一度この方法を続けていますと3か月後には見違える体になっています。当院の小顔・リフトアップコースはこちら

当院では自分で歪みの取れる均整体操を作っておりますのでそれを行ってみてください。もちろん施術と併用することが一番です。

骨に深層部の筋膜がへばりつくと、足、腕、首、顔などどこの部位でもたるみは起こります。それを上記の方法で施術しますと各部を引き締める音ができます。年齢の若い方はその場ですぐに引き締まります。年齢のいかれている方でも、回数を重ねていきますと確実に皮膚全体に栄養がいきわたり、引き締まってきます。

水の重要性

それから水分は十分にとるようにしなければなりません。そうすることにより毒素が早く出るのであります。WHO(世界保健機関)では口から入るものの中では水を一番入れなければならないといっております。日本人ですと体の大きさにもよりますが1リットルから2リットルは折れたほうがいいでしょう。

老化を早めるもの、内臓に負担をかける食べ物があります。

アルコールはビタミンB群を消費し腎臓に負担をかけます。

コーヒ、紅茶、緑茶などカフェインを含んだものはトイレの回数が増え腎臓に負担をかけます。

甘いものは取りすぎますと糖化すなわち糖とタンパク質が結合してAGE,sが体の中にでき高血圧、ガン、糖尿病の原因になりますのでこれも気を付けなければなりません。

体を動かすことも必要です。

均整体操、特に均整関節体操、均整筋肉体操基礎編を朝、夕行うことが基本になります。体全体の歪みが取れてきます。ポイントは体全体特に指先の力を抜いて行わないと効きません。見た目がだらしないほど有効です。指先をぴんと張ってしまうとかえって逆効果であります。

特に均整筋肉体操基礎編は腕の重みを利用して背中をストレッチするものですので力が入っては逆に体が固くなります。だらしなく行なってください。高齢者の方はイスバージョンがありますのでそれを行うと毎日歪みが正され、元気に過ごすことができます。