年を取るとともに、膝が痛む人が増えていますがその原因の多くはしゃがむ動作をしないからであります。和式トイレの時代には毎日数回しゃがむ動作を皆さんしていましたが、それが洋式となり下まで深くしゃがむことが少なくなりました。そうしますと膝周辺の筋膜に緊張が来ます。それがもととなり変形性膝関節症、軟骨のすり減りなどが起こるのです。
ではどうすればいいのか?予防するにはかかとを上げて下まで深くしゃがむことを行えばいいのです。これだけで予防になります。
もうすでに痛みが出ている人は、膝周辺の筋膜の緊張をとる必要があります。均整体操で体全体のゆがみをまず先に取り除きます。その後足の指を横からつまんでよくもみます。次に足の甲の筋膜の緊張を横からはじくようにして取り除きます。最後に立った姿勢で膝裏の筋膜を横からほどきます。
あとはゴルフボールで膝全体をコロコロして膝周辺の院幕を解きますと膝の痛みは止まります。お試しください。
これでよくならない人は食べ物から行わなくてはなりません。腎臓のストレスが原因となっているからです。アルコール、たばこ、コーヒー、緑茶、紅茶、ハーブティー、甘いものを一定期間やめて水を飲んでください。そうすれば次第に改善する可能性があります。