当院では毎日多くのへバーデン結節の患者さんが来院されたいますが。その原因は腎臓のストレスです。詳しくは病気の原因を見てほしいのですが、今回はその中でも腸の重要性についてお話いたします。
慢性病、アレルギー、便秘、全身倦怠、慢性的な痛みなどは腸の絨毛が規則的に並んでいないために起こるとされています。隙間が空いた状態になっているのです。これをリーキーガット症候群といいます。要は腸に隙間ができ未消化の食物が直接血液の中に入りそれが毒素としてとらえられ上記の症状を起こしているのです。
それを改善するにはまず腸内細菌がいないといけません。何でとるか?つけもの、みそ汁などの発酵食品です。取れない人はプロバイオティクスなどの健康食品でとります。つぎにこの菌の餌が必要です。餌は食物繊維とオリゴ糖です。根菜と胚芽、海藻と野菜であります。こうすると菌が育ちます。これで調子が良くなる、というのが定説であります。ところが実際にはこれだけではよくなりません。腸内細菌をとったときはよくなりますが、とらないとまた調子が悪くなります。なぜなら元の原因である腸の循環が改善されていないからであります。濁った池には菌は育ちません。腸の循環を改善するのが実は体のゆがみをとることであります。このことはほとんどの人は知りません。
ですから菌を入れて、それを育てる根菜、海藻、胚芽、野菜を食べて、ゆがみをとることはあらゆる病気をよくする根本なのです。