今日は月に一度の知的障害者の施術の日です。20年ほど続けています。2時間がワンクールで指導員の方が前半運動療法を行い、その後均整法による体の施術を行います。
今回は主催者の長男がたまたま来ており左足の捻挫の後がなかなか良くならず足を曲げると違和感があるのであまり曲げないでいたら腰の方も調子が悪くなってきたので何とかならないかという相談を受け施術することになりました。
体を見てみますと違和感のある足首ではなく、大腿前面、側面、ふくらはぎ両足とも緊張しておりそれが原因で足首に違和感がある感じでした。ためににふくらはぎに保護圧を加えると足の違和感がなくなりました。
体全体のバランスをとる施術を行い、つまり立っている時に緊張している部分の筋膜の緊張を取り除くと前後、左右、回旋動作がやりやすくなり体の歪みが取り除かれるのです、この方の場合はそれが主に大腿前面、側面、ふくらはぎだったのです。そのしわ寄せが左の足首に来ていたのです。その時の状況によっては腰に来たり、いろいろな所に来ます。ただし施術する場所は症状が何であろうと大腿前面、側面、ふくらはぎなのです。なぜならばそこの緊張をとらないとこの方の体の歪みは取れないからであります。
この法則(均整マニュアルセラピー)がわかると今までなかなか良くならなかった症状でもすぐによくなるということがしばしば起きます。