ヘバーデン結節、プシャール結節 60代来院

プシャール結節の60代女性患者さんが来院されました。

高血圧。高脂血症、甲状腺機能低下症などの症状もお持ちの方でした。
転んで手をつき、動かすと痛みがなかなか止まらなかったので専門の病院へ行ったところ、腱が切れているので手術をしないと治らないといわれ、手術をしたところ腱は切れておらず、骨が1ミリ長かったので切っておきましたとのことその後ギブスをしたために指の調子が悪くなり、いろいろHPを探して当院に行きついたとのこと。
いつものように病気の原因についてお話しいたしました。
慢性疾患をお持ちの方は、アルコール、タバコ、コーヒー、紅茶、緑茶、ハーブティー、甘いものはやめないとよくなりません。コーヒーを毎日飲んでいるとのことでしたのでそれを辞めてもらう事にしました。とりあえず2週間。コーヒーは腎臓に負担をかけます。骨、関節に異常がある人は腎臓にストレスが来ていますのでその負担をなくすために止めていただきました。2週間後に来てもらいその後のことはその時という事にしました。
その後均整体操をしてもらい体の柔軟性が簡単な動作で回復しするのを実感してもらいました。この患者さんは体全体が異常に硬かったのですが、均整体操でかなり回復いたしました。その後均整マニュアルセラピーで体全体のバランスをとっていきました。車で言うと車検のようなものです。主に筋膜のトーションパターンを回復しますと体全体が引き締まり。筋膜間の水分移動がスムーズになり老廃物がスムーズに排出されデトックス、アンチエイジング効果を同時にすることができます。
からだのゆがみが正されすっきりされました。とりあえず2週間に一回来院してもらうことにいたしました。
手の痛みは単に筋膜の緊張だったと思います。腱も切れておらず、骨が1ミリ長かったから切っておいたそしてビスを打ってギブス固定とは一体どういう事なのかローカルの治療の極致だと思います。
碌な説明もなく行われ、術後も説明なしとはどういうことか、体を診るときはホールパーソンで見るべきではないでしょうか。専門ほど怖いものはないと思いました。
米国のND(ナチュロパシックドクター)方式をとっている当院のやり方を広めないととんでもないと思いました。