膝痛

膝痛の原因はいろいろありますが、その原因の多くはしゃがまないことに起因しております。深くしゃがまない生活を続けていますと膝周辺の筋膜が緊張してきます。かかとのある靴を履いている人は男性も女性も必ず膝周辺の筋膜が緊張してしまいます。膝周辺の筋膜が緊張しますと腰椎下部、大胸筋周辺の筋膜も緊張し、後ろに反れない体型となります。膝周辺の緊張が続きますとその部分の血液循環、リンパの循環が悪くなり痛みという信号を出すようになります。この手の膝痛の方が今は多いのです。

ついでに言いますと膝に痛みが出なくとも体型的に腰部の緊張が強くなりますので腰痛、婦人科疾患(不妊症、生理痛、卵巣のう腫、子宮筋腫)、腸の病気などになりやすくなります。
ではどうすればよいのか、膝周辺の筋膜の緊張をとればいいのです。膝に痛みが出ている人は施術で膝周辺の緊張をとらなければなりませんがそのあと、かかとを上げた状態で下までしゃがむことを行います。一日2~3回。そうすれば膝周辺、腰の筋膜の緊張が取れ上記の症状も取れてきます。
当然、膝痛、腰痛、婦人科疾患の予防は深くしゃがむことが一番大事になります。
日ごろからしゃがむことを心がけましょう。
それからなかなか良くならない関節痛(膝痛、腰痛、へバーデン結節)は腎臓のストレスが原因になりますので、食べ物とくに、アルコール、コーヒー、甘いもの、緑茶、紅茶は避けなければなりません。また、こういったものが好きな人が関節痛になります。