緑内障になりやすい体型があるのを知っていますか?

おはようございます

三起均整院の筒井です

今日の健康情報は緑内症になりやすい体型があるのを知っていますか?】

緑内症は、視神経に障害が起きることで視野が狭くなっていく病気です。一般的には「眼圧が高くなることで視神経が圧迫され発症する」と言われていますが、最近では 正常眼圧なのに緑内症になる人 も増えています。

その原因は多岐にわたりますが、実は “体型” が緑内症の発症に関係する場合がある ということをご存知でしょうか?

膝から下が横脚の人、ふくらはぎが緊張している人は要注意

一見、目とは関係なさそうに思える「膝から下の状態」ですが、身体のつながりを考えると無視できません。

  • 膝から下が横脚の人(O脚気味)
  • ふくらはぎが異常に緊張している人

これらの体型の方は、ある共通した特徴があります。それは こめかみ(側頭部)が常に緊張しやすい ということです。

こめかみの緊張は顔の筋膜の張力を通して目の周囲にも影響を与えます。
その結果、目の血流が悪くなり、視神経への栄養供給が低下してしまう。

この状態が続くと、眼圧が高くなくても緑内症のリスクが高まると考えられます。

緑内症は高齢者だけの病気ではない

緑内症というと「お年寄りの病気」というイメージが強いかもしれません。しかし実際には若い人でも起こり得ます。

本院での緑内症患者の“最年少”は 14歳。その方は 水泳の平泳ぎの選手 でした。

平泳ぎは足を強く蹴り出す動作が多いため、

  • ふくらはぎが常に強く緊張
  • 下肢のバランスが崩れる
  • その結果こめかみが緊張しやすくなる

という流れで、結果的に目の血流が悪くなり、緑内症へとつながっていったのです。

若いからといって油断はできません。

O脚やふくらはぎの緊張が続くとどうなる?

膝から下が横脚の人は、ただ立っているだけでも こめかみが緊張する姿勢 になっています。
ふくらはぎが常に硬い人も同様に、目の周囲の循環を悪化させやすくなります。

こうした体型によるストレスが積み重なると、

  • 眼球の血流低下
  • 視神経への栄養不足
  • 緑内症リスク上昇

といった流れが起こり得るのです。

改善のカギは体の形を整えること

緑内症の進行を少しでも抑えるためには、目のケアだけでなく 体全体のバランスを改善することが重要 です。

  • 膝から下が横脚の人
    → O脚を矯正する体操や姿勢改善を行う
  • ふくらはぎが緊張しやすい人
    → ふくらはぎをゆるめるストレッチや歩き方の見直しをする

こうした取り組みによって、こめかみの緊張が改善され、 目の血流が良くなることが期待できます。

その結果、今ある緑内症の進行が緩やかになったり、症状が落ち着く可能性もあるのです。

知られていない“体型と緑内症”の関係

緑内症については、眼圧や遺伝などが注目されがちですが、 体型が関係している可能性がある ことはあまり知られていません。

今回の投稿は、多くの人にこの事実を知っていただくために書きました。

もしあなたが、

  • O脚気味
  • ふくらはぎがいつも張っている
  • こめかみがよく固くなる

といった体質なら、ぜひ一度ご自身の体の使い方や姿勢を見直してみてください。
それが、目を守る大きな一歩になるかもしれません。

今日も筒井式歪み取り体操を一つ流します。

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