へバーデン結節、プシャール結節、指の痛み

へバーデン結節、プシャール結節、指の痛みなど指のトラブルの方が当院には多く来院されますが、その原因は指の使い過ぎだけではありません。もちろん指の使い過ぎが引き金になることはありますが根本的な原因は体の内部環境にあります。

患者さんにへバーデン結節を説明するときに、キノコが指先にできたと想像してもらいます。キノコは菌があり水、温度などの条件がそろったときに成長していきます。

へバーデン結節も体の中にある条件がそろったときに発症するのです。内部環境に影響を与えるものとしましては口から入るもの、すなわち栄養、食べ物、それからストレス、最後に血液、リンパの循環障害これは運動不足ひいては体の歪みということになります。これらの悪い条件が揃うと、内部環境が悪化してしまいます。体はそれに順応するように、体にダメージを最小限にとどめるように体に様々な反応を起こさせます。ある人は、頭痛だったり、またある人は内臓病で在ったりと、そしてそれが関節、特に第一関節に反応が出てしまったものがへバーデン結節、第二関節に出たものがプシャール結節と呼ばれるものになります。

これがわかりますとヘバーデン結節を解消するには内部環境を改善すればいいということになります。

大事なのはまず食べ物、内部環境、特に腎臓に影響を耐えるものにはアルコール、たばこ、コーヒー、紅茶、緑茶の濃いもの、甘いもの(果物含む)これをいったんやめて水をよくのむことをしなければいけません。口から入るもので一番多く取るものはWHOのフードピラミッドによると水で在ります。日本人は1.5リットルくらい必要です。これができるかどうかで改善速度が速いか遅いかが決まるといっても過言ではありません。

次にストレスですがこれもうまく取る方法を見つけないと治りが悪いです。当院ではキネシオロジーの技法により緩和しています。

最後に体の歪みですが、ほとんどの方はゆがみが病気の原因の一因であることは知りません。もしこれが今の症状の大きな原因であった場合は正さない限りよくはなりません。体の前後、左右、回旋動作で一つでもやりにくい動作がある人は体は歪んでいます。これらの動作がすべてスムーズに行えるようになると血液、リンパン流れがスムーズになり自然治癒力が増していきます。当院では均整体操、均整法の手技により体の歪みを正しています。

これら内部環境を正す3つのことを同時に行うとヘバーデン結節を主とした慢性病でも改善の余地は十分にあります。あきらめないでください。