腰痛、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア

先日、30代後半、腰痛の女性患者さんが来院。症状からして坐骨神経痛でした。臀部の坐骨神経の出口付近が痛むとのことでした。重いものを持ってから痛みが走るようになったとのことであります。

坐骨神経痛の主な原因の一つに腰椎椎間板ヘルニアがあります。それを念頭に施術をいたしました。

均整法の施術は体全体の体型を見ていき、それを整えることにより自然治癒力を最大限に高め症状改善へと導きます。

人は立っているときに重心のかかる場所が何か所かあります。その場所で体の動きを調節しております。毎日同じ動きをしていますと重心部の場所が異常緊張を起こします。そうしますと、体でやりにくい動作が出てきてしまいます。この状態が体がゆがんでいる状態なのです。この患者さんの一番気になる箇所、すなわち異常緊張部位は足の指先でした。話を聞いてみますと小さいころバレイをしていたそうで、その歩き方を今でも癖でしてしまうそうです。

最終的には足の指の緊張をとることを行いましたところ臀部の痛みは改善いたしました。もちろんいつものように均整体操も最初に行いました。