ヘバーデン結節

50代後半の男性でヘバーデン結節の患者さんが来院されました。

第一関節が赤くなり腫れあがっており、曲げると痛みがありました。

いつものようにカウンセリング、あらゆる病気の根本原因は栄養、ストレス、体の歪みにありますのでそれを一つ一つリサーチしていきました。

食べ物ではコーヒーを毎日500ミリリットル摂取していました。ヘバーデン結節は腎臓のストレスが原因でありますのでカフェインが入っており刺激のあるコーヒーをやめてもらい水をも飲むことをしていただくことにしました。これができないとヘバーデン結節の痛みを根本的に改善することはできないことをお話ししてそうしてもらうことにしました。

次にストレスをとる技法を教え、最後に体の歪みの話へと進みました。

からだの歪みとは見た目の歪みだけではなく、前後、左右、回旋動作の中で一つでもやりにくい動作がると体はゆがんでいることになります。この方は前屈、後屈、右回旋動作がやりにくかったです。これらの動作がすべてやりやすくなると体の歪みは取れたことになります。

まず最初に均整体操で体全体の歪みを正しました。均整体操は指先、体全体の力を抜いて行わないと効果的ではありません。普通の体操とは違い見た目がきれいですと効果は期待できません。背骨もピンと張らずに行ってください。

均整体操が終わったところですでに体の歪みはほとんどとれていました。手の甲の緊張、手首揺らしを行ってもらうともう痛みはなくなっていました。

最後に細部を均整法で調整して施術終了です。家では均整体操をしてもらい月に一度ほど調整に来てもらうことにしました。