若い人でも慢性疾患

最近、若い患者さんも来院されるようになってきました。多いのは、来院されている患者さんが自分の娘さんを連れてくるパターンです。見るに見かねて連れてくる感じです。

先日もこのパターンで娘さんが来院されました。頭痛、肩こり、腕のだるさ、生理痛、便秘、頸椎ヘルニアなどいろいろな症状をお持ちでした。私の所ではあまり病名を重視しません。体の状態を見ればどうすればよいか大体わかります。
初めの30分ほどカウンセリング、病気の原因などを話させていただき、体を見ていきました。この患者さんは膝から下が曲がっておりふくらはぎが非常に緊張しておりました。また胸椎7番あたりがもりあがり非常に硬くなっていました。また、食べ物ではコーヒー、甘いものも好んで食べていました。この辺の所から判断して、とりあえず2週間はコーヒー、甘いものはやめてもらうことにしました。水をよく飲んでもらうように指導しました。そして先の体の歪みを正すことを行いました。
均整体操で大方の体の歪みを整え、その後均整法(均整マニュアルセラピー、KMT)で細かく体を修正していきました。初回の方は歪みの写真を撮りますが、施術後の写真では足の曲がりがよくなっていました。施術前は頭痛、肩こり、腕のだるさ、がありましたが、それも施術後には取れていました。
当院では車検をするように定期的に体の点検をしに来られることを推奨しております。自宅では均整体操をしてもらい月に一度くらいは施術を受けに来られることがベストだと考えております。とくに若い方は改善が早いので一度来院して当院の理論が飲み込めますと均整体操をするだけで非常に体の状態がよくなります。ただし、若くても施術が必要になる場合がありますので、体の状態がなかなか良くならない人は一度施術を受ける必要が出てきます。