体のゆがみと健康について セルミ医療器(株)にて
2008/4/23
新宿セルミ医療器にて(株)ビバセル主催で体のゆがみと健康についてと題して講演会が行われました。
そこでは均整術の基礎である十二種体型、その中でも最近増えているF1(フォーム)F2(フォーム)体型についてお話いたしました。話がわかりやすいようにF1、F2のモデルに出ていただいて、話を進めていきました。F1とは前重心の人の体型で、F2とは後ろ重心の体型であります。F1は前重心でありながら前屈しづらいひとで、F2は反りにくい人であります。
まずはF1のモデルの方、膝で重心をとり前屈しても床に手が着かない。
前に重心が来ているために、膝、肝臓、胆のう、脳などの疾患に罹りやすい。
均整術の基本はそのまま立った状態で体のゆがみを見る観察と、前後、左右、廻旋動作をしてやりにくい動作があるかどうかの観察もします。見た目はゆがんでいないように見えても実は前屈ができない、これでもゆがんでいることになります。
上の写真は、日ごろやらない動作をしてもらっているところです。そうすると先ほどやりにくかった動作ができるようになり、ある程度つらい症状が緩和されます。上記のモデルの方は前屈ができませんでしたがこの動作をすることによってできるようになりました。
均整術では症状別の施術はしません。あくまでも体のゆがみを整えます。そうすることによってつらい症状を早く改善することができるのです。
次はF2のモデルの方、後ろに反りづらい方です。体型的には後ろ重心です。脳、腎臓に負担が気安い型です。また骨盤内臓器、子宮、卵巣、膀胱、前立腺にも注意が必要です。また二度寝の癖があるのも特徴です。
今度は重心部に刺激を与えるやりかたで体の動きを変えてみました。後ろ重心なので踵に刺激を与えてみました。
足にかなりむくみがありましたのでベットでの調整を行い、無事に後ろに反りやすくなりました。そのままわからずにすごしていると将来前立腺肥大や腎臓、脳の病気になるやすいです。
最後のモデルの方は両肩五十肩の人でした。早速、前後、左右、廻旋どうさをしてもらいました。前後、左右動作がだめでした。ゴルフをやっている人でしたので廻旋動作は大丈夫でした。今度は、ゴルフをやっている方でしたので多分左太ももに緊張があるはずでしたので。そこを施術しました。
これらを終えると肩があがるようになってしまいました。
均整術では体型を整えますので肩が痛かろうがまず、その人の前後、左右、改選動作を整えます。上記の方は左の足で動作が整いました。すると、肩も上がるようになるのです。
講演会を終えると、人だかりができてしまい、結局あと10人ほど施術をして講演会を終えました。
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