米国ニューハンプシャー州での均整セミナー(2)

米国ニューハンプシャー州での均整セミナーレポート(2)
2013/4/10~4/17

2年前に引き続き、今回も米国はニューハンプシャー州のマンチェスター、リバーウェイ プレースにあるDrマシソン氏のニューハンプシャー ナチュラルヘルスクリニックが会場となりました。

2013年4月10日から4月17日まで私(筒井)と日本姿勢保健均整師会会長であります奥田善紀先生、そして一足先に渡米していました町田修先生の3人で講習が行われました。
(帰国前日ボストンマラソンの惨事がありローガン国際空港の混乱が予想されましたが何とか予定通り無事に帰国できました。惨事に巻き込まれた方にはお祈りご冥福申し上げます。)

成田空港からミネアポリス経由でボストンのローガン国際空港に入りました。成田空港からミネアポリスまで11時間、乗り換えに3時間、ボストンまで4時間、合計18時間の長旅でした。
今回の目的は2年前に発足したkinsei institute of North America(KINA)と協力関係をつくることでした。KINAは町田修先生が会長、Drマシソン氏が副会長をつとめるナチュロパシックドクター(ND)中心の会であります。ND(ナチュロパシックドクター)とはプライマリーヘルスケア家庭医でありながらより自然に病気を治すことを目的とし本当に投薬が必要な患者以外はなるべくハーブ療法、ビタミン、ハイドロセラピー(水療法)漢方、ホメオパシー、手技療法、カウンセリングなどを行い人間が本来持っている自然治癒力回復を根底に病気の予防回複、健康維持を目的とした医師です。日本では代替医療は低く見られがちでありますが米国ではメディカルドクター(MD)と同等の格付けで今最も注目されている医療体系の一つです(ナチュロパシーの法制化が進んでいる州においては)。取り扱う疾患は慢性病、成人病、癌などの治療にも積極的に関与しています。副会長のDrマシソン氏の所には癌、糖尿病、ライム病(今日本で問題になっているダニからの感染症)などの患者が多く、私たちがいるときにも患者さん(精神科医師)が治療(高濃度ビタミン注射)を受けに来ており、彼女は「今度は私もKINSEI MANUAL THEARPYのベーシックに参加させてもらうかもよ、こういうの興味あるのよね、その時はよろしくね!」と、メッセージを残して帰っていきました。

講習に先立ち4月12日に日本姿勢保健均整師会会長の奥田先生、KINA会長町田先生、副会長Drマシソン、そして私(筒井)の4人でミーティンが行われました。もちろん議題はお互いの会が協力関係で行くという確認と今後どういった形で均整法を広めていくかということでした。事前にKINA町田会長とはミーティングを行っていましたのでスムーズに話が進みました。
そして今後3年間の目標も立てることができ、またKINAメンバー数人の日本姿勢保健均整師会の顧問(アドバイザー)就任要請も快く引き受けていただくことができました。今後の発展に弾みがつきそうです。

4月13日、14日と2日間講習が行われました。13日の午前は講習初めての看護士RNが2人とKINAメンバーのDrマシソン、Drパターソン、Drケルティー、PTキティー アン リーの計6名。フォーム1から6までの基礎講習を行いました。今回は残念ながらDrTINAはオレゴンの医学カンファレンスの参加のためセミナー参加は次回ということになりました。

午後からはKINAメンバーだけの参加でフォーム7から12までの講習。14日午前は総復習を行い、午後からはDrケルティーの所に来られている数人の患者さんをモデルにして実際の施術をKINAメンバーとともに行いました。次の日には患者さんみんなが調子いいという連絡をDrケルティーからいただきました。米国でも着実に均整法は広まってきています。

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