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米国ニューハンプシャー ナチュラル ヘルス クリニックでの均整セミナー(1)

米国ニューハンプシャー ナチュラル ヘルス クリニックでの均整セミナー
2011/3/29~4/11

2011年3月29日に成田空港をたち4月11日まで米国に均整法を広めるために町田修先生とジャパンカレッジオブナチュロパシーの生徒二人の計四人で米国に行ってきました。震災の影響で開催も危ぶまれましたが、みんなの強い意志により何とか開催できました。成田空港からシカゴ経由でボストンに入りそこから車で北に1時間、マンチェスターのリバーウェイプレースにセミナー会場のニューハンプシャーナチュラルヘルスクリニックがあります。そこのND(ナチュロパシックドクター)であるDrバート・マシソン氏の呼びかけで今回のセミナーが行われることになりました。セミナー受講者はすべてNDで今回は4名の参加です。(米国では人のまねをして、それを自分のオリジナルだと言い張る人が多いようなのでそれを防ぐためにセミナー受講者の人選には慎重を期しました。セラピストや針きゅう師からの受講希望もあったようですが米国ではNDのみに限定しました。)実は町田修先生とDrマシソン氏はアリゾナにありますナチュロパシック医科大学(South West College of Naturopathic Medicine)時代の同級生でいつか均整法を教えると約束をしていてそれが今回実現したわけです。
ND(ナチュロパシックドクター)とは、家庭医(FAMILY PRCATICE)、そしてプライマリーヘルスケアでありながら、より自然に病気を治すことを目的としていましてハーブ療法、ビタミン、ハイドロセラピー(水療法)、漢方、手技療法、カウンセリングなどを行い病気の回復、健康維持を目指します。もちろん薬も使うことができますが最低限に抑えより自然に治したい患者さんを迎えいれています。
その手技療法の中にぜひ均整法を取り入れたいとの意向で今回実現したわけです。

4月1日
この日は雪がちらつき大変趣のある記念日となりました。
まず町田修先生から今回のセミナー開催までの経緯の説明があり、その後私が日本語で話し、それを町田先生が通訳するという形でセミナーは進行していきました。
初日はまず町田先生からスライドを使って均整法の歴史、ならびに一二種体型の概略の説明から始まりました。

その後F1、F2体型を詳しく説明しました。
F1は前重心の体型です。F2は後ろ重心の体型です。受講者には実際にF1、F2体型の形をとってもらい、体のどの部分に傾斜圧がかかるのかを列挙してもらいました。<br />
痛く感じる部分が傾斜圧のかかるところだと思っている人もいましたが、実際は自分では何も感じなくともそこに傾斜圧がかかっていることを理解してもらいました。<br />
F1体型の人はつま先、膝、大腿部、ソケイ部、心窩部、大胸筋部、前頭部、背部ではC4、T5、L1、S4の1側に傾斜圧がかかっています。<br />
F2体型の人は踵、膝、大腿部、丹田、大胸筋、後頭部(ゆるみ)、背部ではT1、T9、L5の1側に傾斜圧がかかっています。
運動系ではF1は前屈がしづらく、F2は後屈がしづらい体型です。
調整法は関連椎骨の2側に可動性の刺激を入れます。
ここで重要なことは、均整法は症状にとらわれずに体型を追うということです。<br />
つまりF1、F2体型の人が調子を崩した場合、症状の如何によらず体型を整えますと自然治癒力が最大限に働き調子が良くなるということです。腰、膝、肩、内臓、どこの調子が悪くともです。普通病院へ行きますと腰なら腰、膝なら膝を診ますが均整法では体全体の問題としてとらえます。体全体の歪みの結果、人によっては腰、膝、内臓に病気が出ているのです。ですからこの体全体の歪みを整えますと複数の症状も一度に良くなり始めます。膝が痛く、腰が痛く、頭痛のある人も一度によくなるのはいつも臨床上経験するところです。
受講者に前屈、後屈をしてもらいどちらが行きにくいかを調べてもらいF1、F2のどちらであるかを決め、調整を行いました。
F1、F2の説明では抽象的なものはさけ動きの説明だけを行いました。医学的に説明がつかないとすぐ何故そうなるのかという質問が矢継ぎ早に浴びせかけられますので動きのみの説明にとどめました。
調整をする前に均整法の施術の流れを説明しました。
均整法では観察(observation)、設計(plan)、調整(treatment)、確認(check)の流れで施術が行われます。
観察は立位静的姿勢での観察、立位動的動作での観察、仰臥位での観察、伏臥位での観察があります。<br />
立位静的姿勢での観察では正面から目、耳、乳様突起、肩、肩甲骨、骨盤などの高さ、左右差、横から見て手の位置、体全体の歪みを見ます。

立位動的動作での観察では前後、左右、回旋動作をしてもらいやりにくい動作がないか確認してもらいます。

臥位での観察は足の重さ、足の長短、足首の太さ、骨盤の歪み、腹部の観察、肩の動きなどを調べます。

伏臥位での観察は、脊柱全体の観察、スプリングテスト、1側、2側、3側、4側の観察などが行われます。(1側は脊柱から受者の拇指幅、2側は拇指幅2本分、3側は拇指幅2本半分、4側は拇指幅3本分)
F1、F2では1側の観察が行われます。
全ての観察が終わりいよいよ調整です。原則に従い関連椎骨の2側に可動性の刺激を行います。下方に遊びをとり、グーっとおしてポンと抜く刺激です。(米国の人は体が敏感でしたので実際はグーッとおしてスーッと抜きました。)注意点は動きのない椎骨は最後に刺激を入れるということです。また角度、張力、間が重要です。F1、F2はL1に張力が来る角度に足を開きます。(L1はF1F2の共通の重心支柱になります。)
一か所に3回の刺激を入れますこれがワンクールになります。刺激の間には3呼吸の間を入れます。この時は2か所に刺激を入れました。刺激を入れましたら確認です。最初に行った観察と同じ観察をもう一度行います。重要なのは見た目の歪みと、前後、左右、回旋動作が整っているかということです。これが整いますと自然治癒力が働きはじめ病気の予防改善へとつながるわけです。
背中の2か所にだけに刺激を入れたのに体全体が変わるということにDrたちは感銘を受けていました。またこの理論がナチュロパシーと共通していることもわかっていただきました。

4月2日
この日の天気は快晴。
午前はF3、F4について解説しました。
F3、F4は左右型で左右動作で左に倒しやすいのがF3、右に倒しやすいのがF4になります。昨日と同じようにF3、F4の形をとってもらいどの部分に傾斜圧がかかっているのかを体験してもらいました。また、自分がF3、F4どちらかを動作で確かめてもらい。観察をしてもらいました。観察はF1,F2と同じですが背部の椎骨はF3がC1、T2、T10、S1 F4がC5、T6、L2、S5であり反応点は2側であります。(F3.F4共通の重心支柱はL2です。)調整は3,4側に強弱性の刺激を入れます。グーッとおして3段に抜きます。3呼吸間をおき3回刺激をします。2箇所関連椎骨を刺激しました。その後観察です。左右動作が整っているか、はじめの観察と比べて変化があるかをなどを確かめます。体の各部が変化していることを確認してもらい、各自組んで練習をしてもらいました。
理論説明で突っ込んだ質問が多数来ましたが一度理解するとさすがはDr、話は早く進みます。三日目に予定していたF5、F6の説明も二日目の午後に行うことになりました。
F5,F6は回旋型です。右に捻りやすいのがF5、左に捻りやすいのがF6です。例のごとくF5、F6の形を受講者にとってもらい体のどの部分に傾斜圧が来ているか受講者に聞きました。F5は基本的には背部は右上半身と左下半身に緊張があり表側は左上半身と右下半身に緊張があります。F6はその逆になります。背部の関連椎骨はF5はC2、T3、T11、S2 F6がC6、T7、L3、Coです。重心支柱は共通でL3です。反応点は3,4側で調整は1側に平衡性の刺激を入れます。グースーグーポンという感じです。このとき重要なのは捻りながら刺激を入れると言うことです。関連椎骨2箇所に刺激を入れます。あとは前後型、左右型と同じ要領で行います。デモンストレーションが終わり各自組んで練習を行いました。

4月3日
いよいよセミナーの最終日です。
今までの復習を行いました。そして実際的なこともお話いたしました。前後、左右、回旋動作すべてがやりにくい場合はどうするのか、また体が痛くてどの動作もできない場合はどうするのかということをお話しました。即ち動作で判断できないときはL1、L2、L3の反応点で判断いたします。即ちL1の1側、L2の2側、L3の3.4側の反応を調べて一番反応の強いところで体型を決めます。そうすることでより実際的な施術ができます。最後にテストを行いました。その中でナチュロパシーと均整法の共通点は何かと言う問いを出しました。
Treat the whole person(体全体をみる)、ことと体を傷つけない。という回答を皆さんからもらいました。セミナーはこの3日で終わりましたが。4日目にオープンクリニックを行いました。実際の患者さんを集めてもらい施術いたしました。10名の患者さんが集まり皆さんから均整法を絶賛されました。体のつらい部分は触っていないのに体全体の調整をすると楽になってしまう。皆さん代替医療に興味が有る方ばかりですので余計に虜になったのでしょう。次はいつ来たらいいのか聞いてくる始末でした。
今回のセミナーで特に力を入れたのが観察と確認です。施術時間の半分は観察と確認です。これが上手くできないと施術は上手くいかないからです。何度も観察と確認をして原理原則どおりの施術をすれば体全体が変わることを身をもって体験してもらいました。その結果NDたちに均整法が受け入れられたのです。
また、米国で均整法を広めるにあたって協会を作りました。参加者であるNDたちと相談した結果ネーミングはKinsei Institute of North America通称KINAになりました。
入会資格はDr限定になります。Presidentに町田修先生、Vice PresidentにDr.Bert Mathieson氏 Boad of Directorに私、筒井が就任し、今後米国ではKINAが中心となって均整法を広めることになりました。現在ニューハンプシャーを中心にボストンでも施術活動が始まっており今後が楽しみです。

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