おはようございます
東京都杉並区久我山駅前整体院、三起均整院の筒井です。
今日の健康情報は【ヘバーデン結節の治し方 ― 食べ物・ストレス・体の歪みから整える】
指の第一関節が変形して痛む「ヘバーデン結節」。整形外科では「加齢」や「使い過ぎ」と言われることが多いですが、実はそれだけが原因ではありません。
東洋医学や自然療法の視点から見ると、体の内部環境(腎の働き)や生活習慣の乱れが大きく関係しています。
今回は、ヘバーデン結節の改善に役立つ3つの視点から、具体的な治し方をご紹介します。
1. 食べ物を見直す ― 腎にやさしい食事を
ヘバーデン結節は、東洋医学的には「腎の弱り」が関係しています。特に甘いもの、カフェイン、冷たい飲食物、加工食品の摂りすぎは、腎に負担をかけやすく、結果として関節に現れます。
改善におすすめの食材:
- 小豆、黒豆、ひじき、黒ごまなどの「黒い食材」
- 良質なタンパク質(魚、大豆製品)
- 温かいスープや味噌汁
- 梅干しや生姜などの温め食材
控えたいもの:
- コーヒー、砂糖、清涼飲料水
- 小麦製品(パンやパスタなど)
- トランス脂肪酸を含む加工食品
2. ストレスを減らす ― 自律神経を整える
慢性的なストレスは、体内の炎症やホルモンバランスの乱れを引き起こし、ヘバーデン結節の悪化に関与します。
対策:
- 毎日深呼吸や瞑想を5分でも取り入れる
- 夜のスマホ時間を減らし、睡眠をしっかりとる
- 自然の中で過ごす(散歩やガーデニング)
ストレスを感じているとき、体は防御反応でこわばり、血流が悪くなります。それが指先の関節にも影響してくるのです。
3. 体の歪みを整える ― 動作からチェック&改善
意外に見落とされがちなのが「体の歪み」です。
実は、見た目の姿勢の歪みだけでなく、体を動かしたときに**前後・左右・回旋(ひねり)**のどれかがやりにくい場合、それは歪みのサインです。
自分でできる歪みチェック:
- 前屈して床に手がつきますか?
- 上を向いて天井が見えますか?
- 体を左右に倒したとき、どちらかやりにくくないですか?
- 背骨をねじったとき、左右で差がありませんか?
これらのうちひとつでもやりにくい動作があるなら、体は歪んでいると考えましょう。
歪み改善のポイント:
- 毎日の軽いストレッチ
- 深い呼吸と連動させた体操
- 骨盤のバランスを意識した座り方・立ち方
体の歪みは、血流や神経の流れを妨げ、関節の炎症を長引かせる原因になります。整体や運動療法といった外部サポートも有効です。
まとめ
ヘバーデン結節を本質的に改善するには、単なる指の対処だけでなく、**「体全体のバランス」**を見直すことが必要です。
- 食べ物を見直すことで、内臓(特に腎)を元気に。
- ストレスを減らし、自然治癒力を高める。
- 歪みを整え、関節に無理な負担をかけない体を作る。
毎日の習慣の中に、少しずつでも改善の要素を取り入れてみてください。症状は必ず変わっていきます。
今日も筒井式歪み取り体操を流しますので、皆さんやってほしいと思います。