60歳代で肩が上、横、後ろに上がらない五十肩の女性患者さんが来院されました。
3年ほど前に来院されていましたが、いろいろな症状が早く良くなるのを知っていましたのでそれを思い出しての来院になりました。
普通五十肩といいますと肩の退行性変化により肩関節が炎症を起こし痛み、動きの制限が出るといわれていますが、当院では体の重心部の筋膜緊張がその原因でそれを解きほぐすことにより肩の動きを回復させます。
この患者さんは左腰の筋膜の異常緊張がありましたのでそれを解き解くために、均整体操のしゃがむ動作をしてもらいました。これを行いますと腰の緊張が取れます。腰の緊張が取れますと胸郭の緊張が取れ肩上がりやすくなります。之で7割くらい肩ががるようになりました。あとは均整法で残った筋膜の緊張を取り除くと完全に肩は上がるようになりました。普通五十肩は1年から2年治るのにかかりますがこの方法ですと程度の差はありますが短期間でよくなります。
五十肩は肩の病気ではなく全身の重心部分の筋膜の緊張がこの患者さんの場合は原因となっており、そのしわ寄せが肩にでただけなのです。詳しくは病気の根本原因(動画)を見てください
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